SH2Aマイコン

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このページはSH2A(SH7262)マイコンの特集ページです。

[0]CQ出版社の2010年インターフェース6月号にカーナビの心臓部でもあるSHマイコンが付録で付いて
   いたので思わず購入しました。
まずはインターフェースのサンプルソフトを動作させました。

       

[1]最初はフォトフレームもどきを作成してみました。(基板の下にSDカードがあります)     
  SDカードからブートしています。VRAMの2面目にデバッグ用テキスト表示をおこなっています。
  (解説)写真表示状態から横長状態で、左上タッチで次の画像へ、右上タッチで前の画像へ、左下
  タッチで連続自動表示(中止は画面タッチ)、右下タッチでPHOTOメニューへ戻ります。

[2]最後の4枚がMP3再生関連で、最後の2枚は拡張基板2(Video Decoder追加版)です。
  (解説)MP3の再生は,インターフェース2010年11月号の”本格的MP3プレーヤーの製作”を
     GNUのGCC環境へ移植して実現しました。SDカード内のMP3ファイルをほとんどソフト処
     理によってデコード&再生しています。モーターコントロール用PWMタイマを使ってD-A変
     換しています。SDカード内の指定したMP3ファイルをすべてランダム再生が可能で再生中
     は画面タッチでスキップ動作となっています。


拡張基板1

全体

メインニュー
テキスト表示

PHOTOメニュー
写真例1
写真例2

MP3メニュー
MP3再生中
拡張基板2
拡張基板2

[3]タッチ操作などの動画です。下段の右3枚がMP3再生関連の動画です。
  (解説)MP3再生の音声はスピーカーとアンプをいいものに変えれば、それなりの音で再生可能で
     す。下の動画ではスピーカーが小さくて、ドコモ携帯P905によるiモーションでの取り込みなの
     で劣悪な音がします。黒画面はオートオフ時で、画面タッチで再表示しています。

動画


基本タッチ操作

グラフィック表示
 
全体&スライドショー

スライドショー

パワーONからテストモード

テストモードなど
 
PHOTOメニュー操作

PHOTOメニュー1

PHOTOメニュー3

MP3メニュー1選択

再生&スキップ動作

MP3メニュー1再生

MP3メニュー2再生

MP3メニュー3再生


[4]少し苦労していましたが、ようやく7インチの液晶&タッチパネルが動きはじめました。写真と動画
  です。2010年インターフェース6月号の2冊目を購入(CPU基板込)しましたので、拡張基板2を7インチ
  専用にしました。(現在機能は5インチと同じです)ソフトは同一ソースファイルでのコンパイルオプシ
  ョンにて対応しています。
  (解説)LCDの仕様が5インチ⇒480ドット×272ドット、7インチ⇒480ドット×240ドットの為7イ
     ンチの場合上下が16ドット欠ける表示となりました。ドコモのフォトフレームがありましたので比
     較の為に入れてみました。7インチLCDにはまだ不具合があり、画像によっては赤いブツブツ
     がでるのでLCD表示クロックを規定以上に遅くしてあるのですが、まだ赤いブツブツが消えてい
     ません。その為か7インチLCDにはムラがあります。(現在解析中)


拡張基板2

拡張基板2

5インチ7インチ

5インチ&7インチ&ドコモ

5インチ7インチ

5インチ

7インチ

ドコモ

5インチ7インチ

5インチ7インチ

5インチ7インチ

7インチ

5インチ7インチ

5インチ7インチ

5インチ7インチ

7インチ

7インチ&ドコモ

7インチ

7インチ

7インチ

5インチ

5インチ

5インチ

5インチ

デバッグ1

デバッグ2

デバッグ3

デバッグPC
(^0_0^)
(#^.^#)
動画

[5]4分割画面などのタッチ操作がいまいち不安定なので、アンドロイドスマートフォン(N04D)を使って
  無線で操作できないかと検討していたところ、2012年トランジスタ技術9月号付録の”トラ技Jr.”(P8)
  にBluetoothを使ったシリアル通信の記事がありました。これだと思い早速チャレンジしたところ大成
  功でした。以下解説と写真です。
  (解説)4枚目の上に載っている基板がターゲット側のBluetoothモジュールです。トラ技付録誌上で
     も説明がありますが、ネットのSeeedStudio(英語のHPです)で購入(送料込で$18.34)しま
     した。届くかどうか不安でしたがクレジットカード精算で注文したところ、約1週間後に台湾から
     郵送で無事に届きました。中身は写真の小さな基板1枚のみで説明書はありませんでした。
     不安でしたがトラ技付録誌上の説明にしたがってシリアル信号と電源(TxD,RxD,GND,3.3V)を
     接続したとろ無事に動きました。
      ターゲット(SH2Aマイコン)側はもともとデバッグ用にシリアル通信機能がありましたので、タッ
     チ操作をシリアル入力でも対応できるようにバージョンアップしました。プログラムの更新はSD
     カードのAPファイル(オブジェクト)を書き換えることで可能です。
      スマフォ側はシリアル通信をBluetoothで行える無料アプリを探したところ、5枚目の写真の
     ”S2 Bluetooth Terminal3”というアプリが使えました。(^0_0^)
      操作は簡単で4分割の左上タッチが”1”右上タッチが”2”左下タッチが”3”右下タッチが”4”
     フォトビューワーでは”n”が次の写真へ”b”が前の写真へ”a”が自動(スライドショー)”r”が戻
     りなどとなり、スマフォ側からシリアル送信するだけでOKです。
      簡単に動いてしまったので自分でもびっくりでした。(#^.^#)



 詳細を知りたい方は右のボタンからどうぞ。仕様書がダウンロードできます。  仕様書(PDF)


☟ 今後の予定です。

[6]最後はVTR入力の再生機能(拡張基板2を使用)で、まずはHEW(ルネサス純正開発ツール)版を
   作成予定です。いつになるかわかりませんが。(-^〇^-)